【HER2陰性乳がん:一次治療】「アブラキサン+アバスチン」vs「パクリタキセル+アバスチン」

転移性乳がんと診断されたか手術後に再発した女性が初めての化学療法を考える場合、「アブラキサンアバスチン」治療を選択しても「イキサベピロンアバスチン」治療を選択しても、「パクリタキセルアバスチン」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

本試験は中間解析により無益性が示されため、中止された。血液毒性および末梢神経障害などのおよび非血液毒性は、「アブラキサンアバスチン」治療を受けた人でより多くの人が経験し、より早い時期から減量が必要となった。

【発表】

2015年6月8日

【試験名】

CALGB 40502/NCCTG N063H(Phase 3)〔NCT00785291

【原著】

J Clin Oncol. 2015 ;33:2361-9.  [PubMed: 26056183]