【肺がん:一次治療】オプジーボ+化学療法

CheckMate 012(JCO)                      

初回治療における「オプジーボ」と「プラチナダブレット」の併用治療を受けた人で治療に関連したグレード3以上の有害事象が45%の人に現れた。7%の人に肺炎が発症した。21%の人が治療に関連した有害事象のため治療を中止した。

オプジーボ(10mg/kg)+ゲムシタビンシスプラチン」「オプジーボ(10mg/kg)+ペメトレキセドシスプラチン」「オプジーボ(10mg/kg)+パクリタキセルカルボプラチン」「オプジーボ(5mg/kg)+パクリタキセルカルボプラチン」治療における奏効率はそれぞれ33%、47%、47%、43%。24週無増悪生存率はそれぞれ51%、71%、38%、51%。2年生存率はそれぞれ25%、33%、27%、62%と「オプジーボ(5mg/kg)+パクリタキセルカルボプラチン」が最も好成績。

【発表】

2016年6月27日

【試験】

CheckMate 012(Phase 1)〔NCT01454102

【試験参加国】

米国、カナダ

【原著】

J Clin Oncol. 2016 ;34:2969-79.  [PubMed:27354481]

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