再発または転移性頭頸部がんと診断された日本人33名が「アービタックス+5-FU+シスプラチン」治療を受けた結果、36%の人が治療に奏効した。
【発表】
2013年5月10日
【試験】
EMR62241-056(Phase 2)〔NCT00971932〕
【原著】
Jpn J Clin Oncol. 2013;43:524-31. [PubMed: 23479384]
【添付文書における表記】
再発又は転移を有する頭頸部扁平上皮癌(上咽頭癌を除く)患者(33例)に、本剤とシスプラチン及びフルオロウラシル(5-FU)を併用投与した結果、奏効率は36.4%(95%信頼区間:20.4, 54.9)であった 。
安全性評価症例33例中、主な副作用は、低マグネシウム血症(75.8%)、皮膚乾燥(66.7%)、ざ瘡(63.6%)、爪囲炎(57.6%)、口内炎(42.4%)、そう痒症(30.3%)であった。