
INVICTUS(Lancet Oncol)
進行消化管間質腫瘍と診断され、グリベック、スーテント、スチバーガ治療を受けた人が次の治療を考える場合、「リプレチニブ」治療を選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「リプレチニブ」治療のグレード3または4の治療関連有害事象は、リパーゼ上昇(5%)、高血圧(4%)、倦怠感(2%)、低リン酸血症(2%)であった。
米国では、2020年5月15日、本試験結果に基づいて進行消化管間質腫瘍の四次治療薬として、「リプレチニブ」が承認された。
【発表】
2020年6月5日
【試験名】
INVICTUS(Phase 3)〔NCT03353753〕
【試験参加国】
スペイン、フランス、英国、米国、シンガポール、ドイツ、ポーランド、カナダ、 オーストラリア、オランダ、ベルギー、イタリア
【原著】
Lancet Oncol 2020; 21: 923-34. [PubMed: 32511981]