【ALK陽性肺がん:一次治療(OS)】「アレセンサ」vs「ザーコリ」

J-ALEX(Lung Cancer)                      

ALK融合遺伝子陽性非小細胞肺がんと診断され、初めてALK阻害薬治療を考える場合、「アレセンサ」治療を選択することで、「ザーコリ」治療をした場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。現時点では「アレセンサ」治療の選択が生存期間を延長できるかまでは示すに至っていない。

グレード3または4の有害事象は、「ザーコリ」治療を受けた人の60.6%、「アレセンサ」治療を受けた人の36.9%が経験した。

【発表】

2019年11月28日

【試験名】

J-ALEX(Phase 3)〔jRCT2080222267

【試験実施国】

日本

【原著】

Lung Cancer. 2020;139:195-199. [PubMed:31812890]

【こちらの図鑑も合わせて見る】

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