【PD−L1高発現肺がん:一次治療(OS、PFS)】「バベンチオ」vs「化学療法」

JAVELIN Lung 100(J Thorac Oncol)               

遠隔転移を有し、EGFR遺伝子変異野生型かつALK融合遺伝子野生型のPD-L1高発現の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「バベンチオ」治療を選択しても「化学療法」を選択した場合を上回る生存期間、無増悪生存期間は期待しにくい。

【発表】

2023年9月23日

【試験名】

JAVELIN Lung 100(Phase 3)〔NCT02576574/jRCT2080223567

【試験実施国】

日本(国立がん研究センター東病院、久留米大学病院、北海道がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、横浜市立市民病院、神奈川県立がんセンター、関西医科大学附属病院、大阪医科薬価大学病院、国立がん研究センター中央病院、東京医科大学病院、富山大学附属病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、チリ、中国、コロンビア、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストリア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、

【原著】

J Thorac Oncol. 2023 Sep 23. [PubMed: 37748693]