【頭頸部がん(PD-L1陽性):一次治療(OS)】「イミフィンジ+イジュド」vs「アービタックス+化学療法」

KESTREL(Ann Oncol)                       

再発または転移性のPD-L1高発現頭頸部扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イミフィンジイジュド」治療を選択しても「アービタックス+化学療法(プラチナ製剤+5-FU)」治療を選択した場合にを上回る生存期間は期待しにくい。

アービタックス+化学療法」治療を受けた53.1%の人がグレード3または4の治療関連有害事象を経験したのに対し、「イミフィンジ」治療を受けた人では8.9%、「イミフィンジイジュド」治療を受けた人では19.1%であった。

【発表】

2022年12月16日

【試験名】

KESTREL(Phase 3)〔NCT02551159

【試験参加国】

米国、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、ギリシア、インド、イタリア、日本、韓国、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スロバキア、スペイン、台湾、タイ、ウクライナ、英国、ベトナム

【原著】

Ann Oncol. 2022 Dec 16.  [PubMed: 36535565]

【さらに詳しく】