【悪性黒色腫:術後治療(3.5年RFS)】「キイトルーダ」vs「経過観察」

KEYNOTE-054(Lancet Oncol)               

手術後に「キイトルーダによる約1年の補助療法」を選択することで3.5年後も遠隔転移せずに生活できる可能性、再発せずに生活できる可能性が高まる。

キイトルーダ」治療を受けた人の3.5年後無再発生存率は59.8%(vs 41.4%)であった。PD-L1発現腫瘍の割合が1%以上の人で「キイトルーダ」治療を受けた人の3.5年後無再発生存率は61.4%(vs 44.1%)であった。

【発表】

2021年4月12日

【試験名】

KEYNOTE-054/EORTC1325(Phase 3)〔NCT02362594

【試験参加国】

日本(熊本大学病院、山梨大学医学部附属病院、静岡県立静岡がんセンター、新潟県立がんセンター新潟病院、国立がん研究センター中央病院、名古屋大学医学部附属病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ロシア、セルビア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国

【原著】

Lancet Oncol 2021; 22: 643-54. [PubMed: 33857412]

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