【尿路上皮がん:二次治療(ORR)】「エパカドスタット+キイトルーダ」vs「キイトルーダ」

KEYNOTE-672/ECHO-307(BMC Cancer)            

進行尿路上皮がんと診断され、「シスプラチン」に不耐容であった人が次の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療に「エパカドスタット」の上乗せを選択しても奏効率の向上は期待しにくい。
転移性黒色腫を対象としたPhase3試験『KEYNOTE-252/ECHO-301』において主要評価項目を満たさなかったため、本試験の登録も早期に中止された。
【発表】

2024年7月25日

【試験名】

KEYNOTE-672/ECHO-307(Phase 3)〔NCT03361865jRCT2080223828

【試験参加国】

日本(名古屋大学医学部附属病院、国立がん研究センター東病院、筑波大学附属病院、奈良県立医科大学附属病院、近畿大学病院、山口大学医学部附属病院、徳島大学病院、東京科学大学病院、がん研有明病院)、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾、ウクライナ、英国

【原著】

BMC Cancer. 2024 ;23:1252. [PubMed: 39054491]