KEYNOTE-564(NEJM)
再発リスクの高い淡明細胞型腎細胞がんと診断された人が手術後の治療を考える場合、「キイトルーダ(17サイクル、約1年間)」治療を選択することで4年生存率の向上が期待できる。
本試験の結果に基づいて、2022年8月24日、「キイトルーダ」が「腎細胞がんにおける術後補助療法」についても効能・効果として承認されている。
【発表】
2024年4月17日
【試験名】
KEYNOTE-564(Phase 3)〔NCT03142334/jRCT2080223648〕
【試験参加国】
日本(名古屋大学医学部附属病院、札幌医科大学附属病院、香川大学医学部附属病院、JCHO仙台病院、奈良県立医科大学附属病院、近畿大学病院、大阪ろうさい病院、埼玉医科大学国際医療センター、山口大学医学部附属病院、秋田大学医学部附属病院、原三信病院、九州大学病院、熊本大学病院、長野市民病院、新潟大学医歯学総合病院、大阪国際がんセンター、大阪公立大学医学部附属病院、虎の門病院、日本医科大学付属病院、慶應義塾大学病院、富山大学附属病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾、英国
【原著】
N Engl J Med 2024;390:1359-1371. [PubMed: 38631003]
【さらに詳しく】
- 腎細胞癌の術後にペムブロリズマブによる補助療法を行った場合の全生存〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 腎臓がんに術後ペムブロリズマブが初の全生存期間改善をもたらす〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 再発リスクが中等度から高度の腎細胞癌の術後療法でペムブロリズマブは全生存期間を有意に延長【ASCO GU 2024】〔日経メディカル〕
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