
RESOLVE(Lancet Oncol)
切除可能な胃がんと診断された人が手術前後の化学療法を考える場合、「手術前と手術後のS-1+オキサリプラチン(SOX)」治療を選択することで、「手術後のカペシタビン+オキサリプラチン(CAPOX)」治療を選択した場合を上回る3年無病生存率が期待できる。
主なグレード3~4の有害事象は好中球減少であり、手術後に「CAPOX」を受けた人の12%、手術後に「SOX」を受けた人の8%、手術前後に「SOX」を受けた人の10%が経験した。
【発表】
2021年7月6日
【試験名】
RESOLVE(Phase 3)〔NCT01534546〕
【試験実施国】
中国
【原著】
Lancet Oncol 2021; 22: 1081–92. [PubMed: 34252374]
【さらに詳しく】
- 胃がん周術期SOX、術後XELOXに対する優越性示す(RESOLVE)/ESMO2019〔ケアネット〕
- cT4aN+M0またはcT4b/N+M0の局所進行胃癌には周術期SOX療法が有効【ESMO2019】〔日経メディカル〕
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