【肺がん:二次治療】「キイトルーダ」vs「ドセタキセル」

「PD-L1」陽性で、他の化学療法を実施したことがある人に「キイトルーダ」治療を選択することで、「ドセタキセル」治療を選択した場合に比べ、生存期間の延長が期待できる。試験では8.5ヵ月から10.4ヵ月に延長。キイトルーダを承認用量の「体重1kgあたり2mg」から「10mg」に増量した場合、12.7ヵ月まで延長。奏効率は、「2mg」で18%、「10mg」で18%、「ドセタキセル」で9%であった。

さらにより効果がある人についても判明した。  「PD-L1」が腫瘍の50%以上に発現している人では、生存期間がドセタキセルでは8.2ヵ月のところキイトルーダ「2mg」で14.9ヵ月、「10mg」で17.3ヵ月まで延長。奏効率は、「2mg」で30%、「10mg」で29%、「ドセタキセル」で8%であった。

グレード3以上の治療に関連した有害事象は、全般的に「キイトルーダ」治療を選択した場合、「ドセタキセル」治療を選択した場合より少ない。試験では「2mg」で13%、「10mg」で16%、「ドセタキセル」で35%であった。

【発表】

2015年12月18日

【試験名】

KEYNOTE-010(Phase2/3)

【原著】

Lancet. 2016;387:1540-50. [PMID:26712084]

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