
KEYNOTE-010(Lancet)
PD-L1発現量が1%以上の非小細胞肺がんと診断され、化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「キイトルーダ」治療を選択することで「ドセタキセル」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間が期待できる。
奏効率は、「キイトルーダ 2mg/kg」で18%、「10mg/kg」で18%、「ドセタキセル」で9%であった。
グレード3以上の治療に関連した有害事象は、全般的に「キイトルーダ」治療を選択した場合、「ドセタキセル」治療を選択した場合より少ない。試験では「2mg」で13%、「10mg」で16%、「ドセタキセル」で35%であった。
【発表】
2015年12月18日
【試験名】
KEYNOTE-010(Phase2/3)〔NCT01905657/jRCT2080222306〕
【原著】
Lancet. 2016;387:1540-50. [PubMed:26712084]
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