高リスクの人が術前補助療法の実施の是非を考える場合、「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」治療による術前補助療法を選択しても3年生化学的無増悪生存率の向上は期待しにくい。
化学療法中に26%の人がグレード3、11%の人がグレード4の有害事象を経験した。
「アンドロゲン除去療法+ドセタキセル」治療を選択することで、生化学的無増悪生存期間(HR 0.69; 95% CI 0.48-0.99)、無転移生存期間 (HR 0.70; 95% CI 0.51-0.95)、生存期間 (HR 0.61; 95% CI 0.40-0.94) の延長が期待できる。
【発表】
2020年7月24日
【試験名】
CALGB 90203(Phase 3)
【原著】
J Clin Oncol. 2020 Jul 24 [PubMed: 32706639]
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