【PD-L1強陽性肺がん:一次治療(OS、PFS)】「テビムブラ+オシペルリマブ」vs「キイトルーダ」

AdvanTIG-302                          

PD-L1 TPS≧50%の局所進行または転移性の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「テビムブラオシペルリマブ」治療を選択することで「キイトルーダ」治療を選択した場合を上回る生存期間、無増悪生存期間が期待できるかについて現在、検証が進められていたが、主要評価項目である生存期間の有益性が期待できないことが示されたため、試験は中止された。

【プレスリリース】

2025年4月3日

【試験開始日】

2021年6月8日

【試験終了予定日】

2025年3月31日

【試験名】

AdvanTIG-302(Phase 3)〔NCT04746924jRCT2061210035

【試験参加国】

日本(神奈川県立がんセンター、がん研究会有明病院、金沢大学附属病院、近畿大学病院、久留米大学医学部附属病院、近畿中央呼吸器センター、広島大学病院、昭和大学病院、四国がんセンター、長岡赤十字病院、関西医科大学附属病院、神戸市立医療センター中央市民病院、横浜市立市民病院、栃木県立がんセンター、渋川医療センター、北海道大学病院、名古屋大学医学部附属病院、岡山大学病院、獨協医科大学病院、尼崎総合医療センター、米国、中国、イタリア、韓国、ポーランド、ルーマニア、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、フランス、英国

【さらに詳しく】

 

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