ALK融合遺伝子陽性の場合、ALK阻害薬「アルンブリグ」治療を選択することで、腫瘍縮小効果が期待できる。試験では、ALK融合遺伝子陽性「ザーコリ」未治療例では100%、「ザーコリ」未治療例でも74%、ALK融合遺伝子陽性脳転移ありの人で83%の人が「アルンブリグ」治療に奏効した。
主なグレード3または4の有害事象は、リパーゼ上昇(9%)、呼吸困難(6%)、高血圧(5%)。治療に関連した重篤な有害事象は、呼吸困難(7%)、肺炎(7%)、低酸素症(5%)。
【発表】
2016年11月7日
【試験】
Phase 2〔NCT01449461〕
【原著】