【再発卵巣がん:プラチナ抵抗性(PFS)】「セジラニブ+リムパーザ」vs「パクリタキセル」

高悪性度上皮性卵巣がんと診断され、プラチナ製剤抵抗性となった女性が次の治療を考える場合、「セジラニブリムパーザ」治療を選択しても「パクリタキセル」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。

セジラニブリムパーザ」治療の主なグレード3以上の有害事象は、貧血と下痢。「パクリタキセル」治療の主な有害事象は、末梢神経障害、脱毛症。

セジラニブリムパーザ(連日投与)」治療を受けた20%、「セジラニブリムパーザ(週5日投与)」治療を受けた5%、「パクリタキセル」治療を受けた15%が有害事象のため治療を中止せざるを得なかった。

【発表】

2022年1月18日

【試験名】

BAROCCO(Phase 2)〔NCT03314740

【試験実施国】

イタリア

【原著】

Gynecol Oncol. 2022 Jan 18. [PubMed: 35063281]