CheckMate 067(NEJM)
ⅢまたはⅣ期悪性黒色腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択することで、「ヤーボイ」治療を選択した場合を上回る生存期間の延長が期待できる。
5年生存率は、「オプジーボ+ヤーボイ」併用治療で52%、「オプジーボ」単独治療で44%、「ヤーボイ」単独治療で26%。5年無増悪生存率は、「オプジーボ+ヤーボイ」併用治療で36%、「オプジーボ」単独治療で29%、「ヤーボイ」単独治療で8%。
【発表】
2019年9月28日
【試験名】
CheckMate 067(Phase 3)〔NCT01844505〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med 2019; 381:1535-1546 [PubMed: 31562797]
【さらに詳しく】
- 進行期悪性黒色腫におけるニボルマブとイピリムマブの併用による 5 年生存率〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 進行期メラノーマに対するニボルマブ+イピリムマブ併用またはニボルマブ単剤療法はイピリムマブを上回る〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 進行メラノーマの1次治療でニボルマブ+イピリムマブによるOS中央値は60カ月超【ESMO2019】〔日経メディカル〕
【こちらの図鑑も合わせて見る】