【肝細胞がん:一次治療(PFS)】「テセントリク+カボメティクス」vs「ネクサバール」

COSMIC-312(Lancet Oncol)                   

進行肝細胞がんと診断された人が初めての全身治療を考える場合、「テセントリクカボメティクス」治療を選択することで「ネクサバール」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間が期待できる。

主なグレード3または4の有害事象は、ALT上昇(併用 9%、ネクサバール 3%、カボメティクス 6%)、高血圧(併用 9%、ネクサバール 8%、カボメティクス 12%)、AST上昇(併用 9%、ネクサバール 4%、カボメティクス 10%)、手足症候群(併用 8%、ネクサバール 8%、カボメティクス 9%)。

【発表】

2022年7月4日

【試験名】

COSMIC-312(Phase 3)〔NCT03755791

【試験参加国】

米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、チェコ、フランス、ジョージア、ドイツ、香港、ハンガリー、アイルランド、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、スイス、台湾、タイ、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2022 ;23:995-1008.  [PubMed: 35798016]

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