【BRCA陽性乳がん(アジア人):二次治療(PFS)】「ターゼナ」vs「化学療法」

EMBRACA(Cancer Res Treat)                  

BRCA遺伝子陽性乳がんと診断され、2ライン以下の化学療法歴がある女性が次の治療を考える場合、アジア人であってもPARP阻害薬「ターゼナ」治療を選択することで「化学療法」を選択した場合に比べ、良好な無増悪生存期間が期待できる。

ターゼナ」治療を受けた人の62.5%が治療に奏効した。化学療法の奏効率は25.0%であった。

【発表】

2021年3月24日

【試験名】

EMBRACA(Phase 3)〔NCT01945775

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、韓国、ポーランド、ロシア、スペイン、台湾、ウクライナ、英国

【原著】

Cancer Res Treat. 2021 ;53:1084-1095. [PubMed: 33781053]

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