【Ⅲ期肺がん:維持療法(PFS)】「スゲマリマブ」vs「経過観察」

手術ができない非小細胞肺がんと診断され、根治的化学放射線療法後に疾患進行が認められなかった人が次の治療を考える場合、「抗PD-L1抗体 スゲマリマブ」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

スゲマリマブ」治療を受けた9%がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した(vs 6%)。主なグレード3または4の治療関連有害事象は肺臓炎(3% vs 1%未満)。

【発表】

2022年1月14日

【試験名】

GEMSTONE-301(Phase 3)〔NCT03728556

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Oncol 2022; 23: 209–19. [PubMed: 35038429]