KEYNOTE-048(Int J Clin Oncol)
日本人で頭頸部扁平上皮がんと診断された人が、初めての治療を考える場合、「キイトルーダ」単剤治療を選択することで、「アービタックス+化学療法(5-FU+シスプラチンまたはカルボプラチン)」治療を選択した場合に比べ、長い生存期間が期待できる。
グレード3以上の治療関連有害事象を経験した人は、「アービタックス+化学療法」治療を選択した人の89%、「キイトルーダ+化学療法」を選択した人の76%であったが、「キイトルーダ」単剤治療を選択した人では22%であった。
PD-L1 CPS20以上の人では、「キイトルーダ」単剤治療を選択することで「アービタックス+化学療法」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。
【発表】
2022年10月20日
【試験名】
KEYNOTE-048(Phase3)〔NCT02358031〕
【原著】
Int J Clin Oncol. 2022 Oct 20. [PubMed: 36264378]
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