【腎細胞がん:一次治療(PFS)】「キイトルーダ+インライタ」vs「スーテント」

KEYNOTE-426(NEJM)                      

初めての治療を考える場合、「キイトルーダインライタ」併用療法を選択することで、「スーテント」単独治療を選択した場合より、無増悪生存期間および生存期間の延長が期待できる。

キイトルーダインライタ」併用療法を受けた59.3%の人で腫瘍が縮小した。「スーテント」単独治療を受けた人では腫瘍が縮小したのは35.7%であった(p<0.001)。

キイトルーダインライタ」併用療法を受けた75.8%の人がグレード3以上の有害事象を経験した。「スーテント」単独治療を受けた人ではにおける有害事象発症率は70.6%であった。

2019年2月13日、本試験結果に基づき、「キイトルーダ」と「インライタ」の併用療法について承認申請が行わ、同年12月20日、「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」を効能・効果として承認された。

【発表】

2019年2月16日

【試験名】

KEYNOTE-426(Phase 3)〔NCT02853331/jRCT2080223405

【原著】

N Engl J Med 2019; 380:1116-27. [PubMed: 30779529]

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