【頭頸部がん:一次治療】「キイトルーダ+エパカドスタット」vs「アービタックス+化学療法」

KEYNOTE-669/ECHO-304(BMC Cancer)            

再発または転移性頭頸部扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダエパカドスタット」治療を選択しても「アービタックス+化学療法」治療を選択した場合を上回る奏効率は期待しにくい。試験は早期に中止された。

アービタックス+化学療法」治療を受けた82%の人がグレード3または4の有害事象を経験したのに対し、「キイトルーダエパカドスタット」治療を受けた人では24%であった。

【発表】

2024年7月25日

【試験名】

KEYNOTE-669/ECHO-304(Phase 3)〔NCT03358472jRCT2080223844

【試験参加国】

日本(国立がん研究センター東病院、金沢大学附属病院、神奈川県立がんセンター、宮城県立がんセンター、東北大学病院、兵庫県立がんセンター、九州大学病院、広島大学病院、北海道大学病院、近畿大学病院、埼玉県立がんセンター、静岡県立静岡がんセンター、がん研有明病院)、米国、オーストラリア、オーストリア、カナダ、イタリア、韓国、ポーランド、ポルトガル、スペイン、台湾、トルコ、英国

【原著】

BMC Cancer. 2024 ;23:1254. [PubMed: 39054467]