【子宮体がん:術後治療(DFS)】「キイトルーダ+化学療法」vs「化学療法」

KEYNOTE-B21(Ann Oncol)                    

切除可能な子宮体がんと診断され、手術後に再発リスクが高いと判定された女性が術後補助療法を考える場合、「化学療法」に「キイトルーダ」の上乗せを選択しても、2年無病生存率の向上は期待しにくい。

特に、ミスマッチ修復欠損を有していなければ(pMMR)、無病生存率の向上は期待しにくい。

 

逆に、ミスマッチ修復欠損を有していれば(dMMR)、無病生存率の向上が期待できる。

【発表】

2024年9月14日

【試験名】

KEYNOTE-B21(Phase 3)〔NCT04634877jRCT2031200399

【試験参加国】

日本(愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、愛媛大学医学部附属病院、久留米大学病院、群馬県立がんセンター、北海道がんセンター、兵庫県立がんセンター、岩手医科大学附属病院、琉球大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、静岡がんセンター、九州がんセンター、新潟県立がんセンター新潟病院、大阪国際がんセンター、がん研有明病院、慶應義塾大学病院、米国、アルゼンチン、オーストリア、ベルギー、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、イタリア、韓国、メキシコ、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデン、台湾、トルコ、ウクライナ、英国

【原著】

Ann Oncol. 2024 Sep 14.  [PubMed: 39284383]

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