
LOTIS-2(Lancet Oncol)
再発・難治性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫の145名が「ロンカスツキシマブ テシリン」治療を受けた結果、48.3%の人が治療に奏効し、10.3ヵ月奏効が持続した。
「ロンカスツキシマブ テシリン」治療の主なグレード3以上の治療関連有害事象は,好中球減少症(26%)、血小板減少症(18%)、γ-GLP上昇(17%)であった。
米国では、本試験結果に基づいて2021年4月23日、「ロンカスツキシマブ テシリン」が「2ライン以上の全身治療歴のある再発または難治性の大細胞型B細胞リンパ腫」を対象に迅速承認された。
【発表】
2021年5月11日
【試験名】
LOTIS-2(Phase 2)〔NCT03589469〕
【試験参加国】
米国、イタリア、スイス、英国
【原著】
Lancet Oncol 2021; 22: 790–800. [PubMed: 33989558]
【こちらの図鑑も合わせて見る】