MAIA(Lancet Oncol)
移植不適格な多発性骨髄腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「レブラミド+デキサメタゾン」に「ダラザレックス」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。
「レブラミド+デキサメタゾン+ダラザレックス」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(54% vs 37%)、肺炎(19% vs 11%)、貧血(17% vs 22%)、リンパ球減少症(16% vs 11%)。
【発表】
2021年10月13日
【試験名】
MAIA(Phase 3)〔NCT02252172〕
【原著】
Lancet Oncol 2021; 22: 1582–96. [PubMed: 34655533]
【さらに詳しく】
- 移植不適格な新規診断多発性骨髄腫でD-Rd療法はRd療法よりも全生存期間を有意に延長【EHA 2021】〔日経メディカル〕
- 移植不適格な新規診断多発性骨髄腫患者に対するD-Rd療法は約4年の長期経過観察でもPFSがRd療法より優れる【ASH2020】〔日経メディカル〕
- 「ダラザレックス」、P3試験でOS有意に改善 米ヤンセン、新たに多発性骨髄腫と診断された移植非適応患者で〔日刊薬業〕
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