【悪性黒色腫:一次治療(PFS)】「タリモジーン・ラハーパレプベック+キイトルーダ」vs「キイトルーダ」

MASTERKEY-265(JCO)                   

切除不能なIIIc-IV期未治療悪性黒色腫と診断された人が、初めての抗PD-1抗体治療をが治療を考える場合、「キイトルーダ」治療に「腫瘍溶解性免疫療法薬 タリモジーン・ラハーパレプベック」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

タリモジーン・ラハーパレプベックキイトルーダ」治療を受けた48.6%が治療に奏効した(vs 41.3%)。また、「タリモジーン・ラハーパレプベックキイトルーダ」治療を受けた20.7%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した(vs 19.5%)。

【発表】

2022年8月23日

【試験名】

MASTERKEY-265(Phase 3)〔NCT02263508

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、イタリア、韓国、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ロシア、南アフリカ、スペイン、スイス、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2022 Aug 23. [PubMed: 35998300]