【PD-L1陽性肺がん:一次治療】「チスレリズマブ+シトラバチニブ」

SAFFRON-103(J Immunother Cancer)               

局所進行または遠隔転移を有し、PD-L1発現量が1%以上の非扁平非小細胞肺がん(EGFR遺伝子変異陰性、ALK融合遺伝子陰性、ROS1融合遺伝子陰性、BRAF遺伝子変異陰性)と診断され、化学療法も抗PD-(L)1抗体を受けたことがない21名が「抗PD-1抗体 チスレリズマブシトラバチニブ」治療を受けた結果、12名(57.1%)が治療に奏効し、9.7ヵ月奏効が持続した。

扁平非小細胞肺がんと診断された23名では、7名(30.4%)が治療に奏効し、8.1ヵ月奏効が持続した。

【発表】

2023年2月

【試験名】

SAFFRON-103(Phase 1b)〔NCT03666143

【試験参加国】

中国、オーストラリア

【原著】

J Immunother Cancer. 2023;11:e006055. [PubMed: 36808075]

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