SELECT(Cancer Sci)
放射性ヨウ素治療抵抗性の分化型甲状腺がんと診断された人が次の治療を考える場合、日本人であっても「レンビマ」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
プラセボ治療を受けた人で奏効した人はいなかったが、「レンビマ」治療を受けた63.3%が治療に奏効した。
日本人では高血圧(全グレード/グレード3以上)、手足症候群(全グレード)、蛋白尿(全グレード/グレード3以上)を発生した人が多かった。
【発表】
2015年11月2日
【試験名】
SELECT(Phase 3)〔NCT01321554〕
【試験参加国】
米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、チェコ、デンマーク、フランス、ギリシア、イタリア、日本、韓国、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スペイン、スウェーデン、タイ、英国
【原著】
Cancer Sci. 2015 ;106:1714-21. [PubMed: 26426092]
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