【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+デキサメタゾン」

SWOG S0777(Lancet)                       

多発性骨髄腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「レブラミドデキサメタゾン」治療に「ベルケイド」の上乗せを選択することで無増悪生存期間、生存期間の延長が期待できる。

試験では、「レブラミドデキサメタゾン」に「ベルケイド」治療を追加することで、無増悪生存期間が30ヵ月から43ヵ月に延長、生存期間が64ヵ月から75ヵ月に延長、奏効率は72%から82%に向上。

グレード3以上の有害事象は、「ベルケイド」治療を追加することで、75%から82%に上昇、有害事象のため治療が継続できない可能性は10%から23%に上昇。

【発表】

2016年12月22日

【試験名】

SWOG S0777(Phase 3)〔NCT00644228

【試験参加国】

米国、プエルトリコ、サウジアラビア

【原著】

Lancet 2017; 389: 519-27. [PubMed:28017406]

【さらに詳しく】

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