「エザルミア(一般名:バレメトスタット トシル酸、開発コード:DS-3201)」は、第一三共が開発したEZH1/2阻害剤。EZH1及びEZH2は多くの血液がんで発現しているヒストンメチル化酵素で、がん抑制遺伝子の不活性化に関係している。同剤はエピジェネティクス領域の低分子医薬品で、EZH1及びEZH2を選択的に阻害することで、これらに依存して増殖するがん細胞を抑制する。
【近未来のレジメン図鑑】エザルミア(末梢性T細胞リンパ腫)
2024年1月31日、「エザルミア」が「再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫」を対象に承認申請された。この申請は、Phase 2試験『VALENTINE-PTCL01試験』の結果 […]