
CheckMate 238(NEJM)
IIIB-CまたはIV期の悪性黒色腫と診断された人が術後の治療を考える場合、「オプジーボによる術後補助療法」を選択することで、 「ヤーボイによる術後補助療法」を選択した場合を上回る1年無再発生存率が期待できる。
治療関連有害事象(グレード3または4)は「ヤーボイ」治療を受けた人で45.9%であったのに対し、「オプジーボ」治療を受けた人では14.4%。有害事象による治療中止は「ヤーボイ」治療を受けた人で42.6%であったのに対し、「オプジーボ」治療を受けた人では9.7%。
【発表】
2017年9月10日
【試験名】
CheckMate 238(Phase 3)〔NCT02388906/jRCT2080222893〕
【試験参加国】
日本(名古屋大学医学部附属病院、九州大学病院、筑波大学医学部附属病院、熊本大学病院、信州大学医学部附属病院、新潟県立がんセンター新潟病院、大阪医療センター、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、山梨大学医学部附属病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、フィンランド、フランス、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、韓国、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ルーマニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、英国
【原著】
N Engl J Med 2017; 377 : 1824-35. [PubMed: 28891423]
【こちらの図鑑も合わせて見る】
【さらに詳しく】