【尿路上皮がん:一次治療(OS)】「テセントリク」vs「化学療法」

IMvigor130(Lancet)                       

局所進行または転移を有する人が初めての治療を考える場合、「テセントリク」単剤治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。

テセントリク」単剤治療を受けた6%の人が有害事象のため治療を続けられなかった。化学療法を受けた人では34%が有害事象のために治療を続けられなかった。

本試験およびキイトルーダを用いたKEYNOTE-361試験の結果を受け。2018年5月18日、米国食品医薬品局(FDA)は単剤投与で、PD-L1発現が低い人において、生存期間が悪くなる可能性があるとの警告を発した。

【発表】

2020年5月16日

【試験名】

IMvigor130(Phase 3)〔NCT02807636

【原著】

Lancet. 2020 ;395:1547-1557.  [PubMed: 32416780]

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