【悪性胸膜中皮腫:一次治療(OS)】「キイトルーダ+化学療法」vs「化学療法」

KEYNOTE-483/IND227(Lancet)                 

進行悪性胸膜中皮腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「シスプラチン(またはカルボプラチン)+ペメトレキセド」治療に「キイトルーダ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。

「化学療法」の3年生存率は17%であったのに対し、「キイトルーダ+化学療法」の3年生存率は25%であった。また、「化学療法」の2年無増悪生存率は4%であったのに対し、「キイトルーダ+化学療法」の2年無増悪生存率は9%であった。

【発表】

2023年11月3日

【試験名】

KEYNOTE-483/IND227(Phase 3)〔NCT02578680/jRCT2080223366

【試験参加国】

カナダ、フランス、イタリア

【原著】

Lancet 2023; 402: 2295-306.  [PubMed: 37931632]

【さらに詳しく】

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