【レジメン図鑑】オプジーボ+ヤーボイ+カルボプラチン+ペメトレキセド併用療法(PD-L1陰性肺がん:一次治療)

オプジーボ(一般名=ニボルマブ)」は、2015年12月17日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2020年11月27日には「オプジーボヤーボイ+プラチナ製剤併用療法(2サイクル導入療法)」併用療法が「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(一次治療)」の治療としても承認された。

オプジーボヤーボイカルボプラチンペメトレキセド」治療は、「PD-L1 TPS 1%未満、全身状態良好(PS 0-1)なIV期非小細胞肺がんに対する一次治療」として弱く推奨されているレジメンの一つである。

本レジメンの主な副作用は、悪心(26.3%)、貧血(22.3%)、下痢(20.4%)、無力症(20.4%)、そう痒症(18.4%)、発疹(17.9%)、疲労(16.5%)、食欲減退(15.6%)、甲状腺機能低下症(14.5%)、嘔吐(13.1%)。

 

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【トライアル図鑑】CheckMate 9LA(PD-L1陰性肺がん)
【試験名】 CheckMate 9LA(Phase 3)〔NCT03215706/jRCT2080223887〕 【試験開始日】 2017年7月1日 【試験終了予定日】 2023年1月19日 【試験参加国】 日本(福島県立医科大学附属病院、群馬大学医学部附属病院、群馬県立がんセン ...
【肺がん(PD-L1陰性):一次治療(OS)】「オプジーボ+ヤーボイ+化学療法」vs「化学療法」
CheckMate 9LA(Lancet Oncol)                   PD-L1発現腫瘍細胞量 1%未満の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ+化学療法(2サイクル)」治療を選択することで「化学療法(4サイクル)」を ...
【肺がん(PD-L1陰性):一次治療(3年OS)】「オプジーボ+ヤーボイ+化学療法」vs「化学療法」
CheckMate 9LA(J Thorac Oncol)                  PD-L1発現腫瘍細胞量 1%未満の非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ+化学療法(2サイクル)」治療を選択することで「化学療法(4サイクル)」 ...

 

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【標準治療】PD-L1 TPS 1%未満の非小細胞肺がん
1. PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法 PD-L1 TPS 1%未満のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「PD-1/PD-L1阻害薬+プラチナ製剤併用療法」が強く推奨されている。PS2の場合、行うよう推奨するだけの根拠が明確でない治療とされている。 扁 ...
【レジメン図鑑】キイトルーダ+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1陰性肺がん:一次治療)
「キイトルーダ(一般名=ペムブロリズマブ)」は、2016年12月19日、「PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された後、2018年12月21日には「カルボプラチン+ペメトレキセド」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん」の ...
【レジメン図鑑】オプジーボ+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1陰性肺がん:一次治療)
「オプジーボ(一般名=ニボルマブ)」は、2015年12月17日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2020年11月27日には「化学療法」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(一次治療)」の治療としても承認された。 「オプ ...
【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン+アブラキサン(PD-L1陰性肺がん:一次治療)
「テセントリク(一般名=アテゾリズマブ)」は、2018年1月19日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2019年11月22日には「カルボプラチン+アブラキサン」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療)」 ...
【レジメン図鑑】テセントリク+カルボプラチン+ペメトレキセド(PD-L1陰性肺がん:一次治療)
「テセントリク(一般名=アテゾリズマブ)」は、2018年1月19日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(二次治療)」に対して承認された後、2019年11月22日には「カルボプラチン+ペメトレキセド」との併用療法として「切除不能な進行・再発の非扁平上皮非小細胞肺がん(一次治療) ...