「テセントリク」(一般名=アテゾリズマブ)は、2018年12月「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」について承認され、2020年12月25日に「化学療法未治療のPD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(テセントリク単剤治療)」への適応拡大が承認された抗PD-L1ヒト化モノクローナル抗体である。
「テセントリク単剤治療」は、PS0-1の場合、PD-L1 TPS 50%以上のⅣ期非小細胞肺がんに対する一次治療として行うよう強く推奨されているレジメンの一つである。
「テセントリク単剤治療」の主な副作用は、甲状腺機能低下症53例(10.7%)、そう痒症43例(8.7%)、発疹40例(8.1%)、AST増加37例(7.5%)、ALT増加36例(7.3%)、甲状腺機能亢進症29例(5.9%)、発熱27例(5.5%)、関節痛26例(5.3%)。
【承認日】
2020年12月25日
【効能及び効果】
化学療法未治療のPD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
【さらに詳しく】
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「テセントリク」(一般名=アテゾリズマブ)は、2018年12月「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」について承認され、2020年12月25日に「化学療法未治療のPD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(テセントリク単剤治療)」への適応拡大が承認された抗PD-L1ヒト ...
【試験名】 IMpower110(Phase 3)〔NCT02409342/jRCT2080222849〕 【試験開始日】 2015年7月1日 【試験終了予定日】 2021年12月31日 【試験参加国】 日本(愛知県がんセンター、名古屋大学医学部附属病院、九州大学病院、神戸市立医 ...
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1. キイトルーダ単剤治療/テセントリク単剤治療 PD-L1 TPS 50%以上のⅣ期非小細胞肺がんに対して、PS0-1の場合、「キイトルーダ単剤治療」、「テセントリク単剤治療」が強く推奨されている。PS2の場合、「キイトルーダ単剤治療」が弱く推奨されている。 2. PD-1/P ...
「キイトルーダ(一般名=ペムブロリズマブ)」は、2016年12月19日、「PD-L1陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に対して承認された抗PD-1抗体である。 「キイトルーダ単剤治療」は、「全身状態良好(PS 0-1)なPD-L1 TPS 50%以上の非小細胞肺がん」に ...
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