
「サイラムザ(一般名=ラムシルマブ)」は、2016年6月20日、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」、2020年11月27日には「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん」に対するタルセバまたはイレッサとの併用投与の用法及び用量を追加する承認事項一部変更が承認された。
「タルセバ+サイラムザ」併用療法は、PS0-1のEGFR遺伝子変異陽性(エクソン19欠失またはL858R変異陽性)非小細胞肺がんの一次治療として、弱く推奨されているレジメンの1つである。
「タルセバ+サイラムザ」併用療法の主な有害事象は、感染症(80.5%)、下痢(70.1%)、高血圧(45.2%)、口内炎(41.6%)、蛋白尿(34.4%)。
【承認日】
2020年11月27日
【効能及び効果】
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌
【さらに詳しく】
- ラムシルマブとエルロチニブまたはゲフィチニブとの併用、非小細胞肺がんに国内承認/リリー〔ケアネット〕
- EGFR遺伝子変異陽性進行NSCLCを対象にラムシルマブと第1世代EGFR-TKIの併用が承認〔日経メディカル〕
- ラムシルマブ+EGFR-TKIがEGFR陽性NSCLCの一次治療で承認〔Medical Tribune〕
- 「サイラムザ」、非小細胞肺がんに対する併用療法承認 日本リリー、投与時間短縮も〔日刊薬業〕
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