「ゼジューラ(一般名:ニラパリブトシル酸塩水和物)」は、米メルク〔現Merck Sharp and Dohme(MSD)〕社により創製され、米TESARO〔現Glaxo Smith Kline(GSK)〕社により開発された経口PARP1/PARP2 阻害薬。
国内では、武田薬品工業株式会社がTESARO社とライセンス契約を締結し、開発を進め、2020年9 月にゼジューラ カプセル、2021年9月にゼジューラ錠の製造販売承認を取得した。
2021年9月3日現在、日本において下記のがんに対する効能が承認されている。
- 卵巣癌における初回化学療法後の維持療法(承認:2020年9月25日)
- 白金系抗悪性腫瘍剤感受性の再発卵巣癌における維持療法(承認:2020年9月25日)
- 白金系抗悪性腫瘍剤感受性の相同組換え修復欠損を有する再発卵巣癌(承認:2020年9月25日)
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