【FGFR陽性筋層非浸潤膀胱がん:二次治療】「エルダフィチニブ」vs「化学療法」

THOR-2(Ann Oncol)                       

FGFR遺伝子変異または融合遺伝子陽性の高リスク筋層非浸潤膀胱がんと診断され、BCG治療後に再発した人が次の治療を考える場合、「エルダフィチニブ」治療を選択することで、「化学療法膀胱内注入療法(マイトマイシンCまたはゲムシタビン)」を選択した場合を上回る無再発生存期間が期待できる。

【発表】

2023年10月20日

【試験名】

THOR-2(Phase 2)〔NCT04172675/jRCT2080225050

【試験参加国】

日本(順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京医科歯科大学病院、旭中央病院、函館五稜郭病院、埼玉医科大学国際医療センター、日立総合病院、聖マリアンナ医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、大阪労災病院、群馬県立がんセンター、大阪医科薬科大学病院、虎の門病院、がん研有明病院、藤田医科大学病院、筑波大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、中国、チェコ、フランス、ドイツ、インド、イタリア、韓国、ポーランド、スペイン、台湾、英国

【原著】

Ann Oncol. 2023 Oct 20.  [PubMed: 37871701]