
「寡分割照射」を選択しても5年無再発生存率の向上は期待しにくい。
前立腺がんの外部照射では、通常1回 2 Gy、合計35~39回(総線量70~78 Gy)程度の治療が行われる。治療は7~8週間の長期間にわたる。近年、一回線量を増やし、短期間で照射する方法「寡分割照射」が考案されたが、再発を抑制することはできなかった。
【発表】
2016年6月20日
【試験名】
HYPRO(Phase3)〔ISRCTN85138529〕
【原著】
Lancet Oncol. 2016 ;17:1061-1069. [PubMed:27339116]
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