1. 一次治療
切除不能進行・再発食道癌に対して一次療法として、「キイトルーダ+5-FU+シスプラチン」治療を行うことが強く推奨されている。また、「オプジーボ+5-FU+シスプラチン」治療もしくは、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を行うことが強く推奨されているが、患者の全身状態および、PD-L1発現状況(TPS)、忍容性等を考慮するとされている。
1.1 キイトルーダ+5-FU+シスプラチン
1.2 オプジーボ+5-FU+シスプラチン
1.3 オプジーボ+ヤーボイ
切除不能な進行・再発食道がんの二次治療 |
【原著】
Esophagus. 2023 ;20:343-372. [PubMed: 36933136]
2. 国内で現在開発中の治療
【食道がん:一次治療(OS)】「チスレリズマブ+化学療法」vs「化学療法」
RATIONALE-306(Lancet Oncol) 切除不能、局所進行、再発または転移性食道扁平上皮がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学療法」に「抗PD-1抗体 チスレリズマブ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待で ...
【食道がん:一次治療(OS、PFS)】「キイトルーダ+レンビマ+化学療法」vs「化学療法」
LEAP-014 遠隔転移を有する食道がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「化学療法(「5-FU+シスプラチン」または「FOLFOX」)」に「キイトルーダ+レンビマ」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間、生存 ...