食道がんレジメン22

2022年度に日本の大病院で食道がんの治療のために入院していた人に選択されていた治療のランキングを中央社会保険医療協議会(厚生労働省)「DPC導入の影響評価に関する調査(化学療法のレジメン)」よりまとめてみた。ここでは、1,000名以上が選択した治療レジメンについてまとめている。

1位 5-FU+シスプラチン

患者数:11,147名(29.1%) 平均入院日数:15.7日

 

2位 5-FU+シスプラチン+ドセタキセル

患者数:7,920名(20.7%) 平均入院日数:14.9日

 

3位 キイトルーダ+5-FU+シスプラチン

患者数:4,967名(13.0%) 平均入院日数:10.9日

【レジメン図鑑】キイトルーダ+5-FU+シスプラチン(食道がん)
「キイトルーダ+5-FU+シスプラチン」は、2021年11月25日に「根治切除不能な進行・再発の食道がん」に対し、承認された治療レジメン。切除不能進行・再発食道がんの一次療法として、行うことを強く推奨されている。 主な副作用は、悪心(63.0%)、食欲減退(39.2%)、貧血(3 ...

 

 

4位 オプジーボ+5-FU+シスプラチン

患者数:2,346名(6.1%) 平均入院日数:12.2日

【レジメン図鑑】オプジーボ+5-FU+シスプラチン(食道がん)
「オプジーボ+5-FU+シスプラチン」は、2022年5月26日に「根治切除不能な進行・再発の食道がん」に対し、承認された治療レジメン。切除不能進行・再発食道がんの一次療法として、行うことを強く推奨されている。 主な副作用は、悪心(58.7%)、食欲減退(42.6%)、口内炎(31 ...

 

 

5位 オプジーボ

患者数:1,794名(4.7%) 平均入院日数:8.9日

 

【レジメン図鑑】オプジーボ(食道がん)
「オプジーボ」単剤治療は、2021年11月25日に「食道がんにおける術後補助療法」に対しても、承認された治療レジメン。最大12ヵ月投与する。 「オプジーボ」単剤治療は、cStage II、IIIの食道がんに対して術前化学放射線療法および手術を行い、根治切除が得られるも病理学的完全 ...
【レジメン図鑑】オプジーボ(食道がん)
「オプジーボ」単剤治療は、2020年2月21日に「がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の食道がん」に対し、承認された治療レジメン。「オプジーボ」療法は、抗PD-1抗体薬の使用歴がない場合、扁平上皮食道がんの二次治療として行うことが強く推奨されている。 主な副作用は、発 ...

 

 

6位 5-FU+オキサリプラチン

患者数:1,585名(4.1%) 平均入院日数:13.1日

 

7位 キイトルーダ+5-FU

患者数:1,063名(2.8%) 平均入院日数:8.0日