![27082062肝がん](https://i0.wp.com/gantaisaku.net/wp-content/uploads/2016/12/be1399343725e8976697bebec3d61e0a.png?resize=678%2C381&ssl=1)
初めての化学療法を考える場合、「ドビチニブ」を選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。
試験では、「ドビチニブ」治療を受けた人の生存期間は8.0ヵ月であり、「ネクサバール」治療を受けた人の生存期間8.4ヵ月を上回るものではなかった。
「ドビチニブ」の主たる有害事象は、下痢(62%)、食欲減退(43%)、悪心(41%)、嘔吐(41%)、倦怠感(35%)、皮疹(34%)、発熱(30%)。「ネクサバール」の主たる有害事象は、手足症候群(66%)、食欲減退(31%)。( )内は試験におけるグレードを問わない有害事象の発現率。
【発表】
2016年5月17日
【試験】
Phase 2
【原著】
Hepatology. 2016;64:774-84. [PubMed:27082062]