
BRAF遺伝子変異陽性の人が初めての治療を考える場合、「メキニスト」単独治療を選択することで、化学療法(ダカルバジンまたはパクリタキセル)を選択した場合に比べ、無増悪生存期間の延長が期待できる。
試験では1.5ヵ月から4.8ヵ月に延長。
「メキニスト」単独治療で最も高頻度にみられた毒性は発疹、下痢、末梢性浮腫。投与の中断・減量により管理可能。低頻度ではあるが、無症候性かつ可逆的な心駆出率低下と、眼毒性が認められることがある。
【発表】
2012年6月4日
【試験名】
METRIC(Phase 3)〔NCT01245062〕
【原著】
N Engl J Med. 2012;367:107-14. [PubMed: 22663011]
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