カペシタビン(販売名:ゼローダ)は、中外製薬株式会社 鎌倉研究所(旧 日本ロシュ研究所)で創製されたフルオロシチジン誘導体。
2020年11月27日現在、日本において下記のがんに対する効能が承認されている。
術前化学療法後に1cm以上の残存病変が確認され、basal-likeサブタイプの人が術後補助化学療法を考える場合、「プラチナ製剤」を選択しても「カペシタビン」を選択した場合を上回る […]
化学放射線療法終了後に局所病変および遠隔転移が確認されなかった人でも、照射後治療として「低用量カペシタビン」の1年間の服薬を選択することで3年治療成功生存率の向上が期待できる。 「 […]
「65歳未満でHRD陰性」または「65歳以上(BRCA変異ありが既知を除く)」の人が手術前の治療を考える場合、「ハラヴェン+シクロホスファミド」、「ハラヴェン+カペシタビン」治療の […]
FAST(Ann Oncol) HER2陰性かつCLDN18.2陽性の人が初めての治療を考える場合、「EOX(エピルビシン+オキサリ […]
HER2陽性転移性乳がんと診断され、ハーセプチンおよびタキサン治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「ピロチニブ+カペシタビン」治療を選択することで「タイケルブ+カペシタ […]
アロマターゼ阻害薬で治療中または治療後に進行した、HR陽性、ESR1野生型、 HER2陰性の人が次の治療を考える場合、「アロマシン(またはフェソロデックス)+イブランス」治療を選択 […]
アロマターゼ阻害薬で治療中または治療後に進行した、HR陽性、 HER2陰性の人が次の治療を考える場合、「フェソロデックス+イブランス」治療を選択しても「カペシタビン」治療を選択した […]
高リスクのStage IIまたはIIIの人が「CAPOX」による術後補助化学療法を考える場合、「オキサリプラチン間欠治療」を選択することで、 3年無病生存率に影響を及ぼすことなく、 […]
トリプルネガティブの人で標準的な化学療法による術後補助療法を終了した後の治療を考える場合、「低用量カペシタビンの1年投与」による維持療法を選択することで5年無病生存率の向上が期待で […]
手術前の補助療法を考える場合、「短期照射→CAPOX」治療を選択することで3年以内の治療不成功の可能性の低下が期待できる。 「短期照射→CAPOX」治療の主なグレード3以上の有害事 […]
ゲムシタビンを含む化学療法中または治療後に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「イリノテカン」治療に「カペシタビン」の上乗せを選択しても6ヵ月生存率の向上は期待しにくい。 【発 […]
アントラサイクリン系およびタキサン系製剤に耐性となった人でも、「カペシタビン」治療に「微小管阻害薬 ウチデロン」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長も […]
手術前の「カペシタビン」を含む化学放射線療法を考える場合、「UGT1A1遺伝子多型によって用量を調整したイリノテカン」の上乗せを選択することで病理学的完全奏効率の向上が期待できる。 […]
手術前後の補助療法を考える場合、「カペシタビン+放射線療法」に「オキサリプラチン」の上乗せを選択しても3年無病生存率の向上は期待しにくく、グレード3または4の有害事象を経験するリス […]
KEYNOTE-062(JAMA Oncol) PD-L1 CPS10以上の人が初めての治療を考える場合、化学療法(シスプラチン+5-FUまたは […]
KEYNOTE-062(JAMA Oncol) PD-L1 CPS1以上の人が初めての治療を考える場合、「キイトルーダ」単剤治療を選択しても化学 […]
初めての治療を考える場合、「オキサリプラチン+カペシタビン+ゲムシタビン」3剤併用療法を選択しても「シスプラチン+ゲムシタビン」2剤併用療法を選択した場合に比べ、生存期間、無増悪生 […]
HER2陰性の胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「S-1+シスプラチン」治療を選択することで、「カペシタビン+シスプラチン」治療を選択した場合より長い無増悪生存期間が […]
強力な化学療法が適応とならない人が初めての治療として「ロンサーフ+アバスチン」治療を受けた結果、9.2ヵ月間増悪なく、生存し、18ヵ月生存した。「カペシタビン+アバスチン」治療を受 […]
HER2CLIMB(JCO) HER2陽性乳がんと診断され、脳転移が認められ、ハーセプチン、パージェタ、カドサイラの治療歴がある女性 […]
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