カペシタビン(販売名:ゼローダ)は、中外製薬株式会社 鎌倉研究所(旧 日本ロシュ研究所)で創製されたフルオロシチジン誘導体。
2020年11月27日現在、日本において下記のがんに対する効能が承認されている。
強力な化学療法が適応とならない人が初めての治療として「ロンサーフ+アバスチン」治療を受けた結果、9.2ヵ月間増悪なく、生存し、18ヵ月生存した。「カペシタビン+アバスチン」治療を受 […]
HER2CLIMB(JCO) HER2陽性乳がんと診断され、脳転移が認められ、ハーセプチン、パージェタ、カドサイラの治療歴がある女性 […]
トリプルネガティブの人が術後の治療を考える場合、「ドセタキセル」治療に「カペシタビン」の上乗せを選択することで5年無病生存率の向上が期待できる。中国における臨床試験結果。 「カペシ […]
「ゲムシタビン+プラチナ製剤」中に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「メキニスト」治療を選択しても生存期間の延長は期待しにくい。 試験では「メキニスト」治療を受けた8%が治療 […]
臨床リスクもゲノムリスクも高い人が術後化学補助療法を考える場合、「ドセタキセル+カペシタビン」治療を選択しても「アントラサイクリン系を含む化学療法」を上回る5年無病生存率は期待しに […]
HER2陰性の人が「キイトルーダ+カペシタビン」療法を受けた結果、14%の人が治療に奏効し、半数以上の人が4.0ヵ月間増悪なく生存し、15.4ヵ月間生存した。トリプルネガティブの人 […]
HER2CLIMB(NEJM) HER2陽性乳がんと診断され、ハーセプチン、パージェタ、カドサイラの治療歴がある女性が次の治療を考える […]
タモキシフェン治療後に病勢が進行した閉経前の女性が次の治療を考える場合、「イブランス+アロマシン+リュープリン」治療を選択することで、生存期間の延長が期待できる。 「イブランス+ア […]
HER2陽性でタキサン、アントラサイクリン治療歴がある人(抗HER2抗体薬治療歴がある人は53.9%)は、「ピロチニブ+カペシタビン」治療を選択することで「タイケルブ+カペシタビン […]
65歳以上の人が術後治療を考える場合、「カペシタビン」による経口治療でなく、「CMF(シクロホスファミド+メトトレキサート+5-FU)またはAC(シクロホスファミド+ドキソルビシン […]
化学療法を受けたことがない人が「カペシタビン+オキサリプラチン+トリパリマブ」治療を受けた結果、66.7%の人で奏効が得られた。38.9%の人がグレード3以上有害事象を経験した。 […]
FLOT4(Lancet) 切除可能な胃がんまたは胃食道接合部がんと診断された人が手術前後の補助化学療法を考える場合、「5-FU+ […]
BILCAP(Lancet Oncol) 手術後の治療を考える場合、「カペシタビン」による補助化学療法の追加を選択することで、生存期間の […]
【試験名】 KEYNOTE-859(Phase 3)〔NCT03675737/jRCT2080224580〕 【試験開始日】 2019年3月18日 【試験終了予定日】 2024年2 […]
術後の補助化学療法として「カペシタビン」単剤治療を考える場合、「12ヵ月」の治療を選択しても「6ヵ月」の治療に比べて無病生存率の向上は期待しにくい。 5年生存率は「12ヵ月」治療を […]
初めての治療を考える場合、「カペシタビン+オキサリプラチン」治療を選択しても「ゲムシタビン+オキサリプラチン」治療に劣らない6ヵ月無増悪生存率が期待できる。 【発表】 2019年2 […]
「FOLFOXIRI+アバスチン」治療を進行なく終了した後の維持療法を考える場合、「アバスチン」に「カペシタビン+シクロホスファミド」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待 […]
RAINFALL(Lancet Oncol) 初めて治療を考える場合、「カペシタビン(または5-FU)+シスプラチン」治療に「サイラムザ」の […]
ATTRACTION-4(Ann Oncol) 手術ができない胃がんまたは胃食道接合部がんと診断された人が初めての治療として「CAPOX+オプジ […]
この知見は患者登録が進まなかったため、中止した試験結果によるものである。RASかつBRAF野生型で未治療の高齢者に対して、「アービタックス」治療への「カペシタビン」の上乗せによって […]
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