「ピラルビシン塩酸塩(販売名:ピノルビン/テラルビシン)」は、アントラサイクリン系殺細胞性抗がん剤です。「頭頸部癌、乳癌、胃癌、尿路上皮癌(膀胱癌、腎盂・尿管腫瘍)、卵巣癌、子宮癌、急性白血病、悪性リンパ腫の自覚的・他覚的症状の寛解並びに改善」を効能・効果として1988年に承認された(胃がんの適応追加は1992年)。
【びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:一次治療(CR、5年PFS、5年OS)】「R-THP-COP」vs「R-CHOP」
70歳未満の人が初めての治療を考える場合、「R-THP-COP(リツキサン+ピラルビシン+シクロホスファミド+ビンクリスチン+プレドニゾロン)」治療を選択しても「R-CHOP(リツ […]