【HR陽性乳がん：術後治療（8年DFS）】「フェマーラ→タモキシフェン」vs「タモキシフェン→フェマーラ」vs「フェマーラ」

HR陽性の人が手術後の治療を考える場合、「フェマーラ→タモキシフェン」逐次治療、「タモキシフェン→フェマーラ」逐次治療を選択しても、「フェマーラ」を選択した場合に比べ、8年無病生存率、8年生存率の向上は期待しにくい。

「フェマーラ→タモキシフェン」逐次治療、「タモキシフェン→フェマーラ」逐次治療を受けた人の8年生存率は、87.7%（HR 0.97(95%信頼区間 0.80-1.19) p=0.79）、87.5%（HR 1.10(95%信頼区間 0.90-1.33) p=0.36）であり、「フェマーラ」治療を受けた人の8年生存率 85.9%と有意な差はなかった。

【発表】

2011年10月20日

【試験名】

BIG 1-98（Phase 3）〔NCT00004205〕

【原著】

Lancet Oncol. 2011;12:1101-8.　[PubMed: 22018631]

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