
初めての治療を考える場合、「FOLFOX+アバスチン」治療に「インライタ」の追加を選択しても奏効率の向上は期待しにくい。
試験では、「FOLFOX+アバスチン」治療、「FOLFOX+インライタ」治療、「FOLFOX+アバスチン+インライタ」治療を受けた人のうち、それぞれ48.8%、28.6%、39%が治療に奏効した。
「FOLFOX+アバスチン」治療、「FOLFOX+インライタ」治療、「FOLFOX+アバスチン+インライタ」治療を受けた人の無増悪生存期間は、それぞれ15.9ヵ月、11.0ヵ月、12.5ヵ月、生存期間は、それぞれ21.6ヵ月、18.1ヵ月、19.7ヵ月であった。
【発表】
2013年4月19日
【試験】
Phase 2〔NCT00460603〕
【原著】
Cancer. 2013;119:2555-63. [PubMed:23605883]